こんにちは!てらすけです。
以前に接着剤も塗装もいらない大人気キット「アオシマ 楽プラ TOYOTA 86」を初心者向けにきれいに作る攻略法をお届けしました。
楽プラはそのままでも十分カッコいいですが、車のドアの境界線やボンネットの隙間(モールド)に「スミ入れ(墨入れ)」を少し加えてあげるだけで、おもちゃっぽさが消えて一気に実車のようなリアルさに大化けします!
一般的に「スミ入れ」というとタミヤのスミ入れ塗料が有名ですが、エナメル系塗料のためパーツが割れてしまうリスクがあります。せっかく丁寧に作った作品が割れてしまったらショックですよね。でも安心してください。
今回は、パーツが割れる心配が一切ない「ペンタイプ」だけを使い、楽プラの86をさらに男前に仕上げるステップアップ方法を徹底解説します!

今回紹介する「神ペン」4選と使い分け
プラモデルのスミ入れは、パーツの成型色(塗装後の場合は塗装色)によってさまざまな色を使い分けます。
今回は一般的に使用頻度の高い「ブラック」「グレー」のスミ入れペンを2種類をご紹介します。

① ガンダムマーカー スミ入れ用・極細タイプ(GM01 ブラック / GM02 グレー)

- 特徴: モデラーのド定番。乾きが早く、はみ出しても消しゴムや指でこするだけで簡単に消せるので、初心者でも絶対に失敗しません。
- 使い分け: ブラック(GM01)はドアの隙間やシャーシなど、際立たせたい深い影に。グレー(GM02)はやわらかい表現の淡い影に使います。
② コピック マルチライナー(0.03mm ブラック / ウォームグレイ)

- 特徴: 本来はイラスト用ですが、驚異の「0.03mm」という極細のペン先が楽プラのシャープで細い溝にも綺麗にインクが届きます。

- 使い分け: 実車の雰囲気に合わせて、パキッとさせたい場所にはブラック、自然な陰影にしたい場所には暖かみのあるウォームグレイを使い分けます。
模型店や家電量販店で見つからないときは、文房具店や画材コーナーで探してみてください。
実践!楽プラ86にペンでスミ入れする手順
今回はボディの成型色が「オレンジメタリック」ですので、影部分を強調するためガンダムマーカーのブラックを使ってみます。
ステップ①:溝に沿って優しくペンを走らせる

ドアやボンネットの境界線など、影にしたい溝に沿ってペン先を動かします。
力を入れず、溝のなぞるように滑らせるだけで、極細のガンダムマーカーならスルスルとインクが入っていきます。溝が細い場合はコピックも併用してスミ入れしましょう。
給油口部分も忘れずに。
スミ入れ前

スミ入れ後
陰影が強調され引き締まった印象になりました。

ステップ②:はみ出た部分はすぐに「指」や「消しゴム」で消す

「手が震えてはみ出しちゃった!」となっても、全く焦る必要はありません。
インクが乾く前なら、指で「サッ」とこするだけで綺麗に消せます。少し時間が経ってしまった場合は、100均の普通の消しゴムで優しくこするか、水を含ませた綿棒で拭き取れば一瞬で元通りになります。

ステップ③:パーツの「成型色」「仕上がりの好み」に合わせてペンの色を変える
- 自然な仕上がりにしたい場合: ガンダムマーカーのグレー(GM02)やコピックのウォームグレイがおすすめ。自然な実車の隙間風になります。
- 陰影を強調したい場合: ガンダムマーカーブラック(GM01)やコピックのブラックを使用して、グッと引き締めましょう。
画像はガンプラですが2色の仕上がりを比較しました。
左:コピックマルチライナー(ウォームグレイ)
右:コピックマルチライナー(ブラック)
成型色ホワイトの場合

成型色イエローの場合
左半分:コピックマルチライナー(ウォームグレイ)
右:コピックマルチライナー(ブラック)

ペンタイプを使う3つの絶大なメリット

カーモデルのスミ入れには、本格的な「液体タイプ(タミヤのスミ入れ塗料など)」もありますが、楽プラやガンプラなどのスナップフィット(接着剤不要キット)に関しては絶対にペンタイプがおすすめな理由があります。

- パーツが絶対に割れない(一番大事!)
液体のスミ入れ塗料は、プラスチックを脆くする成分が含まれているため、スナップフィット(接着剤不要キット)の楽プラに使うと、パーツの結合部に負荷がかかってパキッと割れてしまうリスクがあります。ペンタイプならその心配が100%ありません。 - においが全くない
リビングや自分の部屋で、家族ににおいを気にされることなく、いつでも気軽に作業ができます。 - 準備も片付けも3秒
キャップを外すだけでスタートできて、終わったら閉めるだけ。筆を洗う手間もありません。
まとめ:ペン1本で楽プラ86は見違える!
スミ入れ前

スミ入れ後

アオシマの楽プラ86攻略のステップアップとしてお届けした「ペンでのスミ入れ」。
たったこれだけのひと手間で、プラスチック特有のおもちゃ感が消え、一気に「大人のディスプレイモデル」へと進化します。
必要なペンはどれも数百円で手に入り、失敗しても消せるものばかり。前回の記事で紹介した基本の組み立て方法と合わせて、ぜひこのスミ入れにも挑戦して、あなただけの最高にリアルな86を完成させてくださいね!
前回の「【完全攻略①】プラモデビューはこれ!『楽プラ スナップキットNo.08トヨタ 86』の作り方を初心者向けにイチから解説」をまだ読んでいない方は、こちらからどうぞ!
それでは、楽しいプラモライフを!


