ボディをピカピカに仕上げられたカーモデルはとても魅力的です。しかし、初心者にとって塗装や光沢仕上げは非常にハードルが高く、私も最初はなかなか手に取ることができませんでした。
そんな初心者にボディが光沢塗装済みのアオシマ「楽プラ・スナップキット」をオススメします!
なぜ「楽プラ・スナップキット」が初心者にオススメなのか?
私が初心者に「楽プラ」をオススメする理由は3っつです。
1.塗装が不要
カーモデルで最大の難所であるボディの光沢塗装が済んでいる。
2.接着剤が不要
商品名にある通り「スナップキット」(ダボ・ダボ穴によりパーツ同士がピッタリはまる)なので接着剤不要でパーツが組みあがります。
3.お手頃価格と入手のしやすさ
キャラクターモデルと一緒に家電量販店やおもちゃ屋で取り扱われており、2,000円程度で販売されています。
準備編:必要な道具を用意しよう!
最低限必要な道具
・ニッパー
パーツをランナー(枠)から切り離すのに必須です。
・ピンセット
細かいシールを正確な位置に貼り付けるために重要です。
以上の2点があれば楽プラは完成できます!
より仕上がりをきれいにする道具
・デザインナイフ
・ヤスリ
ゲートの処理で活躍、仕上がりが見違えます。
・綿棒
シールを密着させるのに重宝します。
基礎編:説明書の読み方
プラモデルのパーツはランナーと呼ばれる枠に取り付けられています。一般的にランナーはアルファベット、パーツは数字が付けられています。説明書の「D12」の表記は「D」というランナーにある12番のパーツという意味です。

説明書のランナー・パーツ番号と絵を頼りに必要なパーツを探します。同じパーツが複数個ある場合はどれから使っても問題ありません。

実践編①:パーツの切り出し
必要なパーツが見つかったらランナーからパーツを切り離します。ランナーとパーツはゲートと呼ばれる細い部分でつながっています。この部分にニッパーを入れてランナーからパーツを切り出します。
切り出し時のポイント!
いきなりパーツギリギリを1回でカットすると、パーツに力がかかり切断面が白く変色したり、ゲートが多く残ってしまうことがあります。パーツを切り出す際は最初に離れた場所をカット。そのあとパーツのギリギリをカットします。カットを2回に分けることにより、パーツにかかる負担を軽減し白化のリスクを軽減することができます。



実践編②:シール貼りを攻略する
楽プラの仕上がりを左右するのはシール貼りです。塗装が不要な分、細かい場所をシールで補っているため正確な位置合わせが重要です。
位置決めのコツ
シールの端をピンセットでもち、パーツの淵などに合わせ軽く載せる程度にし、位置を微調整します。
基準となる淵などにピンセットを使用してシールを軽くのせます。

そのほかの部分も軽めの力で位置を合わせていきます。

位置がすれるようであれば少しずつ修正し、全体が決まったら綿棒でしっかりと圧着させます。

実践編③:組み立てのステップ
それでは実際に作ってみましょう!
1.ボディの組み立て
ボディに窓ガラスを取り付けます。「A1」の窓ガラスにシール①④⑨⑩を貼った後にボディへ取り付けます(注1)。シール⑨の反対側(運転席側窓ガラス)には⑩のシールを貼ります(注2)。

シールを貼り終えた状態。

窓ガラスをボディに取り付けます。
①窓ガラスフロント側のダボ穴にボディボンネット裏のダボ軸を合わせます。

②リアガラスの淵とボディトランクの淵を合わせます。

③最後にサイドウィンドウを下からボディのルーフ側に押し込みます。

窓ガラスが付きました!

次にフロントグリルとリアのマフラー周りにシールを貼り付けます。フロントのシール②は非常に小さいので紛失に注意しましょう!


リアの部品はボディ外側からはめ込みます。

フロントグリルはボディの内側からはめ込みます。



続いてテールランプ、ヘッドライトの部品をボディに取り付けます。テールランプはボディトランク裏の溝に上から下へ押し込むように取り付けます。

ヘッドライトはボディボンネット裏に後ろから前へスライドして押し込みます。

ヘッドライト両端にシール㉖を貼り付けます。非常に小さいシールですので紛失に注意しながらピンセットで慎重に貼り付けます。

シールを取り付けたらヘッドライトカバーを取り付けます。

テールランプカバーは取り付け前にシールを貼り付けます。曲面への貼り付けとなりますので慎重に位置合わせを行いましょう。

シールを貼り付けたらボディに取り付けます。

ボディが完成です!

2.内装の組み立て
内装パーツの「B9」は切り出し時に必要なダボまでカットしにように注意!

ダッシュボード・シフトノブ周辺、ステアリングのシールを貼ったら①フロント側、②サイド側の順番で内装を折り曲げ組み立てれば内装の完成です!


3.タイヤ・シャーシの組み立て
シャーシに取り付けるタイヤを作ります。ホイールにシールを貼るのですが、不要部分の切り離しに少しコツがいります。まずはホイールのシールを台紙から丸ごと剥がします。

切り離したシールの不用となる部分をデザインナイフの背を使い、台紙に押さえつけながらシールを上に持ちあげ、不要部分を切り離します。背を使うことにより誤ってホイルの外側をカットしてしまうリスクが減らせます。

不要部分が取り外せました。

同様の手順でホイールに汁を貼り付け4つのタイヤを作成し、シャーシに取り付けます。

向きに注意して内装を取り付ければシャーシの完成です。

4.ドッキング
ボディにシャーシを取り付けます。まずはリア側のダボ・ダボ穴を合わせてはめ込みます。

次にフロント側をボンネットに向けて押し込みます。


5.外装小物・シール貼り付け
サイドミラー・リアウィングを取り付けます。サイドミラーはランナーに付けた状態のまま、シールを貼るとやりやすいです。

リアウィングにもシールを貼り付けた後、トランク取り付けます。その他エンブレム、ルーフの黒いライン等説明書に従って残りのシールを貼り付けたら完成です!

6.完成画像



スケール(実際の大きさと比較した縮尺)は違いますがタミヤ1/24スポーツカーシリーズNo.323 トヨタ86との比較画像です。今回使用した楽プラ86は1/32です。

タミヤ86は全塗装、対する楽プラは素組み(キットをそのまま無改造で作っただけ)です。
まとめ
撮影と記事の編集をしなが作成したので数日かかってしまいましたが、実際は数時間で完成できるかと思います。私も楽プラは初めてでしたが初心者の方はそのままで、慣れた方であればひと手間加えても良しの素晴らしいキットだと感じました。プラモ作りの最初の一歩に、週末の時間を利用して楽プラ作りから始めてみてはいかがでしょうか?





